さくらやの地域貢献取り組み例

「さくらや」は、あなたの街の『地域貢献』にも繋がります。

さくらや高松の地域への取り組み

さくらや高松のこだわり

CSR活動

どうぞ知ってください。さくらやのこと

さくらやは、学生服専門のリユースショップです。ですが、単に学生服を売っているのではありません。そこには、地域をつなげていきたいという想いがあります。

ちょっと前までは、近所のお知り合いからお下がりをいただくのはあたりまえのことでした。ですが、ご近所ネットワークも少なくなってきた昨今では、「子どもたちの思い出が詰まった学生服を捨てるのはためらうけれど、あげるひとも近くにいなくて」という声もよく耳にします。
一方で、わたしも含めて子育て世代にとって、家計は抑えたいところ。元気いっぱいに遊んでいて学生服を破ってきた!時には頭を抱えてしまいますよね。洗い替えが欲しいけれど、新品を買うのも…というのも共通の悩みです。あともう少しで卒業なのに背が伸びてしまって、といううれしい悲鳴だって聞こえます。
また、さまざまな事情で学生服を準備するのがたいへんなご家庭もあります。最近になってようやく子どもの貧困がメディアで取り上げられるようになりましたが、子どもたちを取り巻く環境はほんとうに厳しく、学用品を用意してもらえない子どもたちもいます。

そんな時に、「お下がり」があれば。そんな想いから、さくらやは生まれました。
愛着のある学生服を、必要な方にバトンタッチする。どちらもうれしい気持ちになれる、そのお手伝いをするのが、わたしたち、さくらやです。

たくさんのおかあさんが集うからこそ、学校や家庭のいろんな悩みを持ち寄ったり、情報交換したりする場にもなります。悩みを打ち明けてホッとした笑顔をみるたびに、わたしたちも幸せになります。

お譲りいただいた学生服をリユースするまでのしくみにも、さくらや独自の考えがあります。それは、地域のなかで再生させるということ。売るひと、買うひとはもちろん、働くひとも幸せになれる場所でありたいと考えます。刺繍とりは和裁の得意な地域のおばあちゃん方にお願いし、洗濯は障害者就労支援施設に委託。子育て中のママに働く場所を提供するのも大きな意味があります。それぞれができることはちいさなことであっても、一人ひとりが大きな愛を持って地域と関われば、きっと地域も社会も変わっていくと信じるからです。

地域貢献なんて大それたことを掲げるつもりはありません。ですが、子育て中のママも、お年寄りも、障がいを持つひとも、それぞれが自分にできることをする。一緒に笑い、集い、かかわれる場をつくれれば、きっと心地よい場所になると思います。それが地域へと広がっていけば、これほど幸せなことはありません。

子どもはもちろん、おかあさんたちにも、地域のひとにも。障害を持つひとも持たないひとも。すべてのひとたちにやさしい居場所でありたい。
その想いが次々とつながって広がっていく、心地いい場所をつくること。それが全国に広がっていくことがさくらやの目標です。

株式会社サンクラッド
代表取締役 馬場 加奈子