日本の子どもの貧困率は今、OECD加盟国の中で最悪の水準にあります。
1980年代から上昇傾向にあり、今日では実に7人に1人の子どもが貧困状態にあるとされています。

生まれ育った経済環境によって、将来が閉ざされることがあってはなりません。
貧困の連鎖は、さまざまな影響を及ぼし、日本の将来すら閉ざすことに繋がります。

さくらやの現場で見えてくること

• 入学準備にランドセルが購入できないと来店されるケース
  経済的な理由で必要な学用品が揃えられず、困っているご家庭が相談に訪れます。
• 成長に伴う学制服の買い替えができないケース
  経済的な負担から、子どもが成長しても学制服を買い替えることができない方がいらっしゃいます。
• 積極的ネグレクトのケース
  学制服を買い替えない、生活必需品を揃えないなど、意図的に子どもの育児に手をかけられない状況が見受けられます。
• 消極的ネグレクトのケース
  何らかの理由で育児が十分にできず、結果的に子どもが不適切な環境に置かれている状況が見られます。
• 子どものいじめ問題に悩み、店頭で相談されるケース
  学校での人間関係やいじめについて、お母さまが不安や悩みを打ち明けに来られることがあります。
• 地域コミュニティの希薄化による相談
  「誰に相談して良いかわからない」という理由で、当店を頼ってこられる方もいらっしゃいます。

私たちは、これらのケースを現場で直接キャッチし、行政や支援機関では十分に対応しきれない部分を補いながら、適切な機関やサービスへ繋げる役割を果たしています。

さくらやでは行政が担えない部分も、私たちが窓口となり、各団体と連携しながら支援を行っています。そして、子どもたちの未来を応援する未来の投資のために、さまざまな支援の輪を広げています。

支援機関や行政、地域のみなさまへ

私たち「さくらや」は、地域の皆さまの役に立てる存在でありたいと願っています。どうぞお気軽に頼っていただき、数ある支援窓口のひとつとしてお考えください。一緒に力を合わせて、より良い未来を築いていきましょう。