環境省主催の「環境教育・学習推進リーダー養成研修」に参加しました。
先日、環境省主催の「環境教育・学習推進リーダー養成研修」に参加しました。
会場は北九州のタカミヤ環境ミュージアム。ここでは、公害を市民主体で解決してきた北九州市の歴史や、リサイクルの実践事例などを学びながら、改めて 「環境教育の大切さ」 を感じました。
特に印象に残ったのは、体験と学習を同時に進めることの重要性 です。
学びを「楽しかった」で終わらせるのではなく、その楽しさの先にある“社会や生産者の視点”にまで意識を広げていくこと。これは、子どもの頃から取り入れてこそ、大きな効果があると感じました。


タカミヤ環境ミュージアムでは体験を重視した工夫が随所にあり、展示物は「触ってOK!」。案内スタッフの方は、子どもに語りかけるようにエンターテイナーとして案内してくださり、まるで遠足に来たように楽しく学ぶことができました。子ども向けのイベントや活動を考えるときに、とても参考になる取り組みでした。
今回の研修を通して、私は「さくらやの学生服リユース事業も環境教育の実践のひとつなのだ」と改めて実感しました。
ご家庭で役目を終えた制服を、必要とする子どもへとつなぐこと。それは、廃棄を減らし、環境を守る行動につながります。そして子どもたちが「制服は捨てるものではなく、次の人へ渡すもの」と自然に理解できる社会をつくることにもなります。
制服を通して、子どもの未来と環境を考える――そんな学びを、もっと福岡で“当たり前”にしていきたいと思います。