ご注意!! 重症熱性血小板減少症候群
当店にジャージを買いに来てくれた中学2年生のお子さんをお持ちの方にはガンガンにお伝えしていますがみなかみ合宿や普段の生活で草むらに入ったりする方は要注意です。
特にまだ暑いですが是非長袖・長ズボンの着用をお願いします。

マダニの小さい状態と大きくなった状態の絵
その理由は致死率27%というウイルス(Yahoo!ニュース より)に対する予防です。
因みに猛威を振るった100年前の「スペイン風邪(インフルエンザ)」は感染者数2380万人、死亡者約39万人 致死率1.63%です。(ウィキペディア「スペイン風邪」より)
このウイルスは重症熱性血小板減少症候群と言い、マダニが媒介する病気です。
日本でのこのウイルスの感染が確認されたのは2005年、ペット➡人間の感染を確認したのは2013年です。
予防法は「マダニ」に刺されない事。
刺された場合は早く病院に行きマダニを取ってもらうことです。
(マダニは皮膚の中に顔を突っ込んで血を吸うので無理に引っ張ると胴体だけが取れ顔が体内に残る)
噛まれた際は早く病院に行き最近治療薬も出来たようですが、安心せずに是非ご注意ください。
何よりも
・無闇に草むらに入らない
・木の上にもいるので帽子でガード
・外遊びは長袖長ズボンできれば長靴など丈の長い靴
・虫よけ剤を過信せず物理的に皮膚を覆う
でお願いします。
おそらくみなかみのハイキング道は整備され消毒もしているかもしれません。
しかし獣がその道を通ればマダニが落ちている可能性もあります。
最近の街への獣出現(熊・イノシシ)のニュースがあると彼らが山の病原体を運んで来ることも考えられますので犬の散歩などにはお気を付けください。
因みに獣は河川敷の草むらなどに身をひそめながら移動するとも聞きます。山から離れている川口市内も油断できません。
人間の住む空間が衛生的になればなるほど気が緩み獣との共存世界でのリスクには目が行かなくなります。
是非気を緩めずに長袖長ズボンの着用をお願いします。